ここ最近、ちょくちょくとテレビなどで見かける
女性ピン芸人のやす子さん。
元自衛官という異例の経歴でも世間の興味を引き付けている。
やす子のプロフィール
やす子(やすこ)
本名:安井 かのん(やすい かのん)
1998年9月2日、山口県宇部市出身。
身長154cm
血液型A型
高校を卒業後に経済的の自立の為に陸上自衛隊に入隊し、
2年間勤務し自衛官退官後、友人の誘いでお笑いを始める。
2019年9月29日からピン芸人として活動し始めました。
2021年1月1日(2020年12月31日深夜)に放送された
若手芸人の登竜門とも言える『ぐるナイおもしろ荘2021』に出演し、
3位に選ばれた事をキッカケに世間から注目され始めました。
やすこさんのネタと言えば、自衛隊での経験を生かして、
五十音順の何を言われても自衛隊っぽいことが言えたえり動きが出来るという
女性としては珍しい自衛隊ネタで独特な世界観を繰り広げています。
特技なども射撃、水泳、柔道(黒帯)と特殊な特技の持ち主でもある上、
大型特殊免許も所持しているのです。
本名のかのんさんからは想像出来ないくらいの特技の持ち主です。
やす子の私生活
当然かもしれませんが、芸人のギャラだけでは生活はまだ難しいようで、
バイトなどもしているようですが、
先日出演した番組内で、カフェでのバイトを首になったエピソードを
語っていました。
本人の話しによりますと、
コロナの影響と、自分自身がポンコツということで、
ちょっと『もう来なくていいよ』と言われまして」
最後の方はフォークを拭くだけという作業だったそうなのです。
やす子さんの口調が普段からどこかとぼけた感じで
「はいー。」と笑顔で付けるのが癖みたいになっています。
そんな語り口調の為に困り具合や危機感があまり伝わって来ずに、
スタジオからは笑い声が聞えるほどでした。
その後は生活の為に今流行のウーバーイーツの配達をはじめたそうなのですが、
緊急事態宣言でお店が早く終わっちゃい、
夜は全く稼げない状態で、はいー。」とコメントし、
消費者金融で借りている事も明らかにしました。
借入額を聞かれたやす子さんは、「結構な額を…。はいー。」と
バツの悪そうな感じで答えたのです。
若手芸人が芸の道一本で食べていけるまでになるには
そうとう苦労があると言います。
バイトなどをしている若手芸人も多く、
仲間と部屋をシェアしていると言う話しも耳にしたりします。
中には結婚をして家庭を持ち、家族がある人もいて
一家の大黒柱として愛する家族を守る為に必死にいくつものバイトを
掛け持ちをしたり、芸人の道を諦めたりする人もいたりすのです。
ましてや今のコロナ禍では生活を維持するのが難しい人も
かなり多くなったのではないでしょうか。
お笑いの道と実生活を両立させようと奮闘している中、
コロナの影響でバイト先がなくなってしまったり、
新たなバイト先も見付け辛かったりするという現実。
これはお笑い芸人だけには留まらず、
日本中、世界中の経済が回らなくなってしまっています。。。
そんな世の中になってしまい、
若手芸人にとってはより厳しい様子が伺えますよね。
自衛隊時代の役目
やすこさんは、入隊した陸上自衛隊では施設科に配属されて、
女性隊員では珍しいらしいそうなのですが、
ブルドーザーのオペレーター(ドーザ手)に抜擢されたそうなのです。
施設科とは具体的に道路を作る部隊みたいで、
災害派遣などで土砂やゴミをきれいにしたり、
任務で戦車が通る道を作ったりするんだそうです。
力仕事が多い為か男性が多く、同僚の女性は2年上の先輩ひとりだけだったそうです。
ドーザ手も女性はやす子さんだけだったそうです。
配属は適性検査によって決められるようなのですが、
やす子さんの適性検査結果は、IQテストと適性検査の結果の両方が、
7段階評価の7で、満点だったったそうなのです。
どういう適性検査なのか詳しく知りたくなりますよね。
ある意味、やすこさんの体力を使う特技や、
大型特殊免許がここで生かされていたのかもしれません。
時々テレビ番組などで放送される自衛隊の訓練様子を見て安易に想像できますが、
自衛隊の訓練もとても厳しいらしく、
女性と言うハンデは無く、毎日20km走ったり月2回は射撃訓練があり
少しでも失敗すると罰則があったそうです。
その罰則で一番きつかったのが、20kg位の荷物を背負っての
大自然の中を半日かけて40km歩くという行軍だったそうですよ。
体力勝負なのはなんとなく素人の私でも想像できますが、
男女の区別無く同じ訓練を強いられるのは驚きですよね。
そんな訓練や経験から得た根性が
今のやす子さんを支えているのかもしれません。
まとめ
高校卒業後すぐに経済的の自律を考えていたという
やす子さんの家族やご実家の情報が見付かりませんでした。
なにか深い事情などがあるのかもしれませんが、
女性として貴重な経験をお笑いの道に生かしているのですから、
お笑いを通して普通では知り得ることが難しい情報も
これからも発信し続けて欲しいと思います。