鳥取県で行われた第62回美術展覧会で入選した作品の中に、
なんと4歳児の可愛い女の子の作品がありました！
鳥取県美術展覧会の歴史
鳥取県美術展覧会は、昭和24年の11月に
「第１回鳥取県美術工芸展」として、日本画・洋画・彫刻・工芸の４部門で、
県内3 地区で開催されました。
その翌年の昭和25年に「鳥取県美術展覧会」に名称が変更されて、
それ以降、新たな部門や賞などが追加されたりして
今年度で第62回目を迎えています。
第62回の鳥取県美術展覧会の出品総数は591点で、展示点数454点でした。
部門は、洋画、日本画、版画、彫刻、工芸、書道、写真、デザインの7部門に分かれ、
部門ごとに審査をして入選作品・受賞候補作品・県展賞等を
選定するという流れになります。
第62回鳥取県美術展覧会
平成30年の第62回鳥取県美術展覧会にも多数の出品がされました。
出品総数は591点、展示点数454点で、部門別内訳は次のとおりです。
部門 洋画 日本画 版画 彫刻 工芸 書道 写真 デザイン 合計 出品数 105 36 23 19 53 157 148 50 591 展示数 83 29 19 16 40 121 109 37 454 （出品数591点＝一般応募作品476点＋無鑑査作品等115点）
（展示数454点＝入選作品339点＋無鑑査作品等115点）引用：鳥取県ホームページ
これほどの多数の作品の中から受賞するというのは、
出品をする人にとっては大変な名誉な事でしょう。
既に各受賞作品は選出されていますが、
受賞は逃したものの入選された作品の中にも注目され、
今後の活躍に期待をされ入選者もたくさん居るのです。
今回の第62回鳥取県美術展覧会の出品者の中にも
今後の活動が楽しみな人も多く居ましたが、
そんな中でも特に世間の注目を浴びている出品者が居るんです。
それは、なんと大人の出品者の中に4歳の女の子が居たのです！
そして見事に入選したのですから世間が驚くのも無理のない
話ではないでしょうか。
出典＞＞ https://www.pref.tottori.lg.jp/
4歳の入選作品とは
第62回鳥取県美術展覧会のデザイン部門で見事入選したのは、
鳥取県鳥取市浜坂5丁目の山本侑奈（ゆな）ちゃん4歳なのです。
驚くことに、侑奈ちゃん（4歳）が絵画教室に通っているそうなのですが、
その絵画教室に通いはじめてまだ1ヶ月しか経っていないとのことなのです。
侑奈ちゃん（4歳）の絵は水面に絵の具などを垂らして、竹串などでひっかき模様を作りながら、
そのできた模様を写し取るマーブリングという技法が使われていて、
大人顔負けの色彩豊かな作品になっています。
その気になる侑奈ちゃん（4歳）の作品がこちらです。
出典＞＞ http://www.nnn.co.jp/news/
如何でしょう？
この見事な色使いと大胆なデザイン！
作品者の年齢を知らなければ、誰一人わずか4歳の女の子が描いた絵だとは
想像すら出来ないのではないでしょうか。
入選者4歳児の将来の夢とは
この入選作品のタイトルは『ゆずちゃん』で、
見た目の印象からはかけ離れているように感じますが、
侑奈ちゃん（4歳）いわく、保育園の中の良いお友達に贈りたいという
思いで完成させたのだそうです。
侑奈ちゃん（4歳）が絵に興味を持ち始めたのは3歳頃だそうで、
侑奈ちゃん（4歳）のお母さんは、
「何かを作る事が好きで自分のこだわりが強い子」と話しているそうです。
侑奈ちゃん（4歳）が通っている絵画教室も、
年齢によって教える事は変える様なことはせずに、
子供達ひとりひとりの自由な発想を生かす方針なのだそうです。
さて、そんな天才的で画家として将来が楽しみな侑奈ちゃん（4歳）ですが、
入選後はテレビなどのメディアに取り上げられる機会も増えています。
インタビュー時の質問に対してもハキハキと受け答えをしています。
そんな中、
「将来は何になりたいの？」という質問に侑奈ちゃん（4歳）は、
「あいしゅくりーむやさん」と答えました。
どうやら、『アイスクリーム屋さん』になりたいみたいです。(笑)
この打算のないピュアな心がこの入選作品を作り上げたのでしょう。
出典＞＞ http://www.nnn.co.jp/news/
まとめ
鳥取県美術展覧会の応募には年齢の記載欄が無くて、
区分も小学生からのため一般として応募していたそうですが、
まさか4歳の保育園児の作品が出品されるとは、
主催者側も驚いたのではないでしょうか。
侑奈ちゃん（4歳）の描いた絵を一度実際に観てみたいと思いますし、
将来本当にアイスクリーム屋さんに侑奈ちゃん（4歳）がなったら、
食べに行ってみたいですね。
きっと、色彩豊かなアイスクリームを作るのではないでしょうか。