天皇陛下の会見で涙こらえながらのお言葉とは?心にしみるその内容!

天皇陛下が天皇として最後の誕生日を向かえ、

それに伴い会見を行いましたが、涙をこらえながらの感動的な会見になりました。

その心にしみたお言葉や内容はどういうものだったのでしょうか。

12月23日、天皇陛下は85歳の誕生日を迎えました。

そして、毎年行われている会見を今年も行いましたが、

今回の誕生日は天皇陛下として最後になる誕生日会見となり

来年2019年の5月には退位となります。

天皇陛下のお言葉

宮内庁記者クラブが提出した質問に対して天皇陛下は

誕生日に先立って記者会見で

「私は即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を

求めながその務めを行い、今日までを過ごしてきました」

と、

戦争と戦後日本の歩みを振り返りながら

「平成が戦争のない時代として終わろうとしていることに、

心から安堵(あんど)しています」

と心情を述べられました。

そして、

「私を支え続けてくれた多くの国民に衷心より感謝する」

と、時折涙をこらえながら声を詰まらせたのです。

結婚60年となる皇后、美智子さまに対して、

「私の人生の旅に加わり、六十年という長い年月、

皇室と国民の双方への献身を、真心を持って果たしてきたことを、

心からねぎらいたいと思います」

と、成年してからほとんどの時間をともに

歩んだことに感謝の意を示されました。

ネット上での反応

この天皇陛下のお人柄が溢れ、多くの人々の心にしみわたるような

会見でのお言葉を受け、ネット上では様々な声があがっています。

・天皇陛下の会見、とても素晴らしい人柄が感じられる会見でした。

感動しました!

・天皇陛下の会見の御言葉に感動した朝……

・天皇陛下の会見、皇后様への感謝 涙無しでは見られない。感動した。

・天皇陛下の会見。涙。

天皇皇后両陛下がお互いを想い支え合って来た姿に感動。

私も60年経ったときあんなふうになりたいな。

・天皇陛下の会見 涙声て皇后陛下の事を話されてた

天皇陛下が感情を露にされたのを初めて見た 驚きと共に感動した。

・天皇陛下の会見、感極まってるご様子で、見ていて感動した。

こんなこと今までなかったなぁ。大人になったのかなぁ。

・天皇陛下の会見感動したわ。沖縄についての発言や、

大日本帝国時代の日系移民達への思い、対戦で亡くなった若者達への思い、

とても深いね。

などなど、若い世代の人達の心にも響くお言葉でした。

退位後

2019年4月30日に退位された後、

「上皇」「上皇后」という呼称になる天皇、皇后両陛下です。

天皇陛下は皇后さまとともに皇居・御所(東京都千代田区千代田)から

東宮御所(東京都港区元赤坂)に転居して

皇太子ご一家と入れ替わるということです。

そして、 皇室ジャーナリストの山下晋司氏は次のように述べています。

「天皇陛下が退位されれば国事行為はもちろん、公的行為も新天皇となる皇太子殿下に引き継がれます。つまり、公務といわれるものはほとんどゼロになるだろうということです。宮中晩餐会や園遊会といった皇室全体の行事にも出席されないのではないかと思っています。その場には新天皇皇后がいらっしゃいますから、“象徴の二重構造”を作りかねないのと、新天皇皇后にプレッシャーを与えたくないというご配慮もあるでしょう」

2019年の退位後は現在の天皇陛下と皇后さまのお姿は

そうそうお見掛けできなくなってしまうのは

間違いないのかもしれません。

そのように思うと、寂しく感じてしまいます。

まとめ

今回の天皇陛下の誕生日の会見は色々な意味で

異例中の異例だったと思います。

長年の天皇陛下としてのお立場への想い、

皇后さまへの想い、

そして私達国民に対しての想いなど、

会見中に走馬灯の様に思い浮かべ、

深く、重みのあるお言葉になったのではないかと思います。

私個人的には、先にも言いましたが

寂しさはありますが、退位後は静かに心穏やかに

皇后さまと日々を過ごされて欲しいと思います。