日本郵便天王寺郵便局の社員がいじめで逮捕された!その衝撃的ないじめがこれだ!!

大阪の日本郵便天王寺郵便局の社員が後輩社員へのいじめで逮捕されました。

懇親会の場で後輩社員へ行われた、衝撃的ないじめの実態をご紹介します。

事件の経緯

その事件は、3月2日夜に大阪市中央区のある焼き肉店内で起こりました。

当日、その焼肉店は日本郵便天王寺郵便局の今回の被害者男性(20代)と

逮捕された非正規社員の男(53)と正社員の男(43)が所属する部署の

慰労会が開かれていて、二十数人が参加していて店内は貸切となっていました。

アルコールも入って宴は次第に盛り上がりをみせましたが、

その慰労会に約2時間くらい遅れて参加する為に、焼肉店に入店した被害男性に対して

「また失敗したのか」と、仕事上のミスをなじる声が店内に響いて

年上の非正規社員の男が男性を羽交い締めにしたそうです。

そして身動きできない状態にして年下の正社員がトングを熱して

被害男性の首筋に押し当てたのです。

暴行は更にエスカレートして、加害者の2人はその場に居た

他の同僚に履いている靴下を脱がせて、被害男性の口の中に突っ込んだ上、

着ている服の中に氷を入れたのです。

仕事のミスをとがめる行為というのとは明らかに違い、

行き過ぎた行為なのは間違いない事実ではないでしょうか。

被害男性は、後日この状況を上司に説明し、相談をしたそうですが、

まともに取り合ってもらえなかった為に、

自ら東署に被害届けを提出しました。

府警の聞き取り調査

被害男性からの被害届けをうけて、府警の方では

日本郵便天王寺郵便局の被害男性の所属する部署の他の同僚たちに

事情を聞き取りしたところ、今回の事件の背景が浮かび上がってきました。

被害男性は普段からご配送や集金ミスなどがあって、

その都度、他の社員達が事後処理などのために残業などを

強いられることもあったのだそうです。

また、

被害男性の遅刻をすることも多々あったそうで、

部署の中から被害男性への不満の声もあったようです。

普段のいじり、いじめ

そんな事から普段から同僚などの他の社員から、

被害男性へ向けられる目は厳しいものもあったようで、

部署で行われる懇親会などの場で、「給料泥棒!」「辞めてまえ!」などの

罵声を今回の加害者2人や他の社員から浴びせられていたようです。

また、

殺虫剤をかけたり、靴下の臭いをかがせたり、頭を叩いたり尻を蹴ったりするという

行為もあったそうですが、捜査関係者からは、

『いじり』のレベルで『本人もいじめられているという認識はなかったようだ』

との言葉がありました。

殺虫剤をかける、、、?

頭を叩いたり、尻を蹴ったりする、、、?

これ、『いじり』の範囲を超えていると感じるのは私だけでしょうか?

今回は、熱したトングを首筋に押し当てて全治1週間の怪我を負い、

刑事事件をなってはじめて明らかになりましたが、

被害男性が声を上げなかったら、今回もただの『いじり』で済まされていたことでしょう。

加害者からの事情徴収

この事件で逮捕された43歳の正社員の男は、

「被害者の男性の事は嫌いではなく、むしろ可愛がっていた」と供述をしていて、

「申し訳ない事をした。」と容疑を認めて被害男性にも謝罪をしたとのことですが、

年上の53歳の非正規社員の男に対しては、

「リーダーシップがあって勤務歴も長いので、職場では立場が上だった。

なので、53歳の非正規社員の命令には背けないという雰囲気があった。」と

説明している。

更に、「暴言や暴力で53歳の非正規社員が指導しているのを見て、

自分を含めた同僚たちも同じような事をしていた。

今回の事件も指示があったわけではない」と話したそうです。

一方、53歳の非正規社員の男は、被害男性について

「同じミスを何度も繰り返し、叱責してもひょうひょうとした態度で

反省の様子が見られなかった。被害男性のミスを皆がフォローしていたのに

注意しても改善されなかった」と供述しているそうです。

焼肉店での傷害容疑については、

「酒には強いが、当日の事は酔っていて覚えていない」と、

容疑を全面的に否認しているようです。

逮捕された2人は逃亡の恐れがないということで、既に釈放されていて

在宅での捜査となっているそうで、

普段からの仕事でのミスへの叱責や暴行などが普段からあって、

その積み重ねからエスカレートしてしまったと供述しているとのことです。

捜査関係者も、

「誰かが主導したわけではなくて、被害者をいじる雰囲気ができていた。

いじりといじめの境界が曖昧になってしまい、

ついには傷害事件にまで発展してしまったのでは」と指摘した。

まとめ

学校などでのいじめもそうですが、

『あそび』と『いじめ』のボーダーラインがあいまいで、

いじめを行う方は『あそび』だと主張するが、

いじめられている方にとっては苦痛でしかないことも多い。

今回の日本郵便天王寺郵便局でのいじめがエスカレートした

傷害事件も当事者や同僚などの話から、同じようなことが伺えます。

いじりがエスカレートしたと加害者が言っているが、

被害男性もそう感じているかは別ではないでしょうか。

他の職場などでも、日本郵便天王寺郵便局のいじめのようなことが

日常茶飯事として行われていない事を祈りたいと思います。