【衝撃映像!】英ブリストル空港でクラビング着陸に成功した!機長はなぜリスクある着陸を決断したのか

英ブリストル空港で衝撃的なクラビング着陸したとCNNが伝えました。

クラビングという着陸方法は、その名からも想像できるように

”カニ”歩きの様に横向きに着陸する方法なのです。

そこには通常の着陸とは違って、リスクもあるでしょうし

機長の高い操縦技術も要することだと思いますが、

機長はなぜクラビング着陸を決断したのでしょうか。

その場面が起こったのは、英ブリストル空港に着陸しようとしていた

TUIエアウェイズボーイング757―200型機でした。

なぜこんなことが起こったのでしょうか?

クラビング着陸をした理由

当日、英国の一部地域には暴風雨「カラム」が襲来していて

強風や嵐に見舞われていたそうなのです。

その為、該当飛行機の機長はカニの横歩きになぞらえた

”クラビング”と呼ばれる着陸方法を採用したのです。

その手法は、

滑走路に着地する直前まで機首を風上に向け続けて、

着陸と同時に素早く正面に戻したそうなのです。

結果、見事に着陸は大成功しました!

クラビング着陸を決断した機長

今回のクラビング着陸をすることを決断した該当飛行機の機長は、

35歳のブレンダ・ワシンク機長でした。

ワシンク機長は2005年に『TUIエアウェイズ』に入社して

2017年に機長になったばかりなのです。

当日は、スペインのメノルカ島からブリストルに向かっていたとのことです。

TUIは、ワシンク機長を誇らしく思うと声明を出して、

悪天候下での着陸は、TUI航空のパイロットの高い技術力と

十分の訓練を示すものだと述べて、今回のワシンク機長の判断と決断と

技術力の高さを絶賛しました。

クラビング着陸の映像

今回のクラビング着陸の瞬間を、英国在住の飛行機愛好家の人が

動画サイトで有名な『you tube』にアップしました。

着陸の際には主翼が大きく強風にあおられて上下するようすや

他の航空機は着陸を断念している様子などが捉えられています。

その衝撃的な映像をご覧下さい。

CNNのサイトでは他の航空機が着陸を断念する様子も観られます。↓

https://www.cnn.co.jp/fringe/35127307.html

この衝撃映像を見た人たちが感想を寄せています。

感想の投稿の一部をご紹介します。

「思った以上に横だった!」

「こんな着陸方法あるんだな…」

「思ってた横向きと違った」

まとめ

私も飛行機を利用することがありますが、

台風などの強風の影響で到着予定地から、

随分離れた場所への着陸を余儀なくされることも経験あります。

最優先は乗客の安全なのは鉄則で、無理は禁物だと思いますし

決して強行してほしくはないと一乗客の立場では思います。

いわば、”命”を預けている訳ですから、

目的地まで100%安全に送り届けてくれるのは大前提の話なのですが、

最終的には機長の判断に委ねて、機長をはじめとする

クルー全員との信頼関係で成り立っているように感じます。